はじめてのKotlin入門
第3回 『fun』の意味を知る

関数は「かんすう」って読むよ

こんにちは!

僕ん家にはいま大量に1円玉と5円玉があふれています。

消費税が10%になるのを間近に控えて頭を抱えていますあらたまです。

モウ節分ニデモ、バラマクシカナイ。。

さて、今日は「はじめてのKotlin入門」の第3回です。

おさらい

前回では {}(波かっこ)の意味、「ブロック」についてお話しましたね。

    /**
    * You can edit, run, and share this code. 
    * play.kotlinlang.org 
    */

    fun main() {
        println("Hello, world!!!")
    }

黄色のブロックは「fun main()」の範囲を表すのでしたね。

引き継ぎサンプルプログラムを見ながら、 今日は「関数」というものについてお話したいと思います!

関数ってなんだろう?

そもそもプログラミングのおける「関数(かんすう)」ってどんなものなのでしょうか?

関数

かんすう 【関数】 function 与えられた文字や数値に対し、定められた処理を行って結果を返す機能のこと。
表計算ソフトやデータベースソフト、プログラミング言語などで利用される。

ASCII.jpデジタル用語辞典より引用

呼び出すと何かしらの結果を返すもののこと。それを「関数」といいます。

ちなみに英語では関数のことを「function(ファンクション)」と呼びます。

funキーワード

さて、ここでもう一度サンプルプログラムを見てみましょう。

    /**
    * You can edit, run, and share this code. 
    * play.kotlinlang.org 
    */

    fun main() {
        println("Hello, world!!!")
    }

注目していただきたいのは「fun main()」。

fun」は「function(ファンクション)」の省略形(頭3文字)で、「これは関数である」ということ表します。

そして半角スペースがひとつ空いて「main」、これは関数の名前です。
つまり mainという名前の「関数」を表しています。

その後ろについている「()」につきましては、次回に改めてご説明したいと思います。
いまは「なんか、関数の後ろにはカッコが付くんだなぁ」ぐらいに軽くとらえておいてください。

メイン関数

さてこのmainという名前が付いている関数、メイン関数は特別な関数です。

プログラムが起動されたときにコンピューターから最初に呼び出される関数、それがこの「メイン関数」です。

つまりこのサンプルプログラムでの{}(波かっこ)は、 メイン関数の範囲を表している、ということになりますね。

    /**
    * You can edit, run, and share this code. 
    * play.kotlinlang.org 
    */

    fun main() {
        println("Hello, world!!!")
    }

プログラムが起動し、メイン関数がコンピューターから呼ばれると、 そのブロックの中に書かれた命令が上から順番に実行されていく、といことになります。

メイン関数の中身をプログラミングしていく

呼び出すと、何かしらの結果を返すもの、それを「関数」というのでしたね。

メイン関数はプログラム起動後、最初にコンピューターから呼び出されるので、 そのブロックの中に「何かしらの結果」を返すように作ることになります。

それが「プログラミングをする」ということなのですね。

今回はここまでです!

次回もサンプルプログラムを見ながら、メイン関数の中身をご説明したいと思います。

次回へ続く。

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【はじめてのKotlin入門】第4回 画面に文字を表示する~引数