はじめてのAndroidアプリ開発入門
第9回 XMLってなんだろう?(前編)

タグ(tag)は「付け札、下げ札」という意味だよ

みなさん、こんにちは!

「Huawei」を発声するとき、読み方があっているか不安になってちょっと声がちっちゃくなるあらたまです!

さて今日は「はじめてのAndroidアプリ開発入門」の第9回目です!

おさらい

前回では Androidアプリの画面は「レイアウトファイル」と「アクティビティ」という2つのファイルがセットになって1つの画面がつくられていることをお話ししましたね。

そして「レイアウトファイル」は「XMLという方式で記述されたテキストファイル」であり、 「アクティビティ」は「KotlinやJavaで記述されたプログラムファイル」なのでしたね。

今回は「レイアウトファイル」で用いられているXMLと呼ばれる方式について、その基礎をお話をしたいと思います!

レイアウトファイルを表示する

まずはおさらいとして、レイアウトファイルを開いてみましょう。

プロジェクトウィンドウで app > res > layout と階層をたどっていくと、その中にレイアウトファイルが入っています。 レイアウトファイルをダブルクリックしてファイルを開きます。

XML形式のレイアウトファイルが表示されました。

※もしも下のような画面が表示されている場合は、左下の「Text」タブをクリックして編集モードを切り替えてくださいね。

XMLってなんだろう?

そもそもXMLとはなんでしょうか?

XMLとはタグというものを使って、データを階層的に記述する方法のひとつです。

「方法のひとつです」と書いたのはタグを使って記述する方法は他にいくつもありまして、そのひとつがXMLであるということですね。

XMLの「タグ」

XMLの「タグ」は下のように記述します。

<タグ名></タグ名>

<タグ名>と</タグ名>の間に該当するデータ(情報)を記述します。

説明だけではわかりにくいですよね。。
例えばあらたまの氏名を記述するなら


    <氏名>横山将大</氏名>
   

はい、誰も望んでないあらたまの本名ドン。
上記XMLでは「氏名が横山将大である」という情報を記述しています。
例えば血液型の場合は。。


    <血液型>B</血液型>

ですね!みなさんはB型のあらたまはお嫌いですか?

タグの中にタグを入れることができる

さて、このタグ。タグの中に別のタグを持つこともできます。

例えばあらたまの好きな作品を記述するとしましょう。


    <好きな作品>
        <映画>
            <作品>ヒーロー 靴をなくした天使</作品>
            <作品>トゥルーマンショー</作品>
        </映画>
        <アニメ>
            <作品>ばらかもん</作品>
            <作品>氷菓</作品>
            <作品>やはり俺の青春ラブコメはまちがっている</作品>
        </アニメ>
    </好きな作品>

「好きな作品」タグの中に「映画」タグと「アニメ」タグが含まれていますね。

さらには「映画」タグと「アニメ」タグの中に、それぞれ複数の「作品」タグが含まれています。

このようにXMLでは、タグを使うことによって情報を階層的に記述することができるわけですね。

今回はここまでです!

次回も引き続きXMLについてお話をしていきたいと思います。

次回へ続く。

>> 続きの記事
【はじめてのAndroidアプリ開発入門】第10回 XMLってなんだろう?(後編)