はじめてのPython入門
第3回 Pythonプログラミング、はじめの一歩

プログラミングは「書いて」「動かしてみる」を繰り返して進めていくよ

みなさん、こんにちは!

自宅の空気の流れを誰よりも知る男、あらたまです。

暑さ対策はまず最初に風の入口と出口を決め、その流れを完璧にデザインするのです。

そして、無理なら早々にあきらめて水風呂入ります。

さて今日は「はじめてのPython入門」の第3回目です。

おさらい

前回の「第2回 プログラミングする準備をしよう」 では、Pythonを使ってプログラミングするために必要なもののダウンロードとインストールをしましたね。

今日からは、実際にプログラミングをしていきましょう!

まずはそのはじめの一歩として、『IDLE』というものの使いかた、文字の表示のしかたをお話したいと思います。

IDLE

IDLE(アイドル)」は前回インストールしたPythonに同梱されているプログラミング環境です。

IDLEを使ってPythonプログラミングを書いたり、実行したりすることができます。 それでは早速IDLEを起動してみましょう。

画面右下のウィンドウズメニューをクリックし、Pythonフォルダの中の「IDLE」をクリックします。 IDLEの起動手順

IDLEが起動しました! IDLE起動後の画面

エディタを表示する

いま表示されたのは、Pythonで書かれたプログラムを実行するためのウィンドウです。

Pythonを書くためのウィンドウ(エディタ)も表示しておきましょう。

「File」メニューの「New File」をクリックします。 「New File」をクリックしている画像

新しくウィンドウがひとつ開きましたね。そこでPythonのプログラムを書いたり編集することができます。 エディタが起動した画面

文字を表示してみよう

それでは、プログラミングはじめの一歩です!

エディタに

print("Hello World")
と書いてみてください。 プログラミングした画面

「print」は画面に文字を表示する命令です。

その後ろにくっついているカッコ「()」の意味や、 表示する文字がダブルクォーテーション「"」で囲まれている理由については あらためて段階を追って詳しくご説明していきますね。

まずは書いた内容を保存します。「File」メニューの「Save」をクリックします。 Saveをクリックする画面

保存する場所と、ファイル名の指定をする画面です。 ご自身にとってわかりやすい場所とファイル名を自由に決めてください。 フォルダとファイル名の指定画面

プログラムを実行する

書き、保存したプログラムを実行してみましょう。

「Run」メニューの「Run Module」をクリックします。 「Run Module」をクリックしている画面

プログラムが実行され、文字が表示されましたね! 文字が表示された画面

プログラムを編集する

プログラムの編集も試してみましょう。エディタで

print("Hello World")
print("これからPythonを")
print("学習していきますよ")
と2行追加してください。 プログラムを編集した画面

編集したので、その内容を保存します。

そしてプログラムを実行すると・・・

表示される内容も変わりましたね!

今回はここまでです!

IDLEの起動のしかた、編集と実行しかたはつかめましたか?

次回は「print」のうしろにくっついているカッコ「()」について、 その意味と役割をお話したいと思います。

次回へ続く。

>> 続きの記事
【はじめてのPython入門】第4回 命令への値の渡しかた