使用頻度鬼高!文字列型の変数だよ
こんにちは!
結婚式の司会として呼ばれて行ったらネクタイを締めていくのを忘れて、 そのことで怒られているときにうつむいたら、 ズボンすら履いてなかったという悪夢で目が覚めたあらたまです。
パンツは履いていて良かった!
さて今日は はじめてのC#入門、第10回目です。
今回は文字列型の変数のつかいかたを見ていきたいと思います!
おさらい
前々回の変数をつかってみよう!では
例えば、文字列を中に持てる変数「moji」を定義するなら
string moji;
です。
と、お伝えしましたね。
今回はその文字列型の変数をいろいろな使いかたをしてみましょう。
変数に値を入れる
ではさっそく文字列型の変数を使ってみましょう!
下のようなプログラムを書いて実行してみてください。
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
namespace Jp.Artm.Blog.Csarp.Introduction
{
class Program
{
static void Main(string[] args) {
String hensu;
hensu = "mojiretu";
Console.WriteLine(hensu);
Console.ReadLine();
}
}
}
「mojiretu」と表示されましたね。
整数型の変数のときとほぼ同じですね。 「=」を使うことで変数に値を入れることができます。
ただ整数型のときと少し違うところがありますね。 それは変数に入れるときに、入れる値が「"」ではさまれているところです。
ダブルクォーテーション
この「"」、呼び名はダブルクォーテーションといいます。
ではダブルクォーテーション、いったい何者なのでしょう?
実はこれ、英語において日本語でのカギカッコに近い役割を持つものです。下の英語の例文を見てみてください。
"I don't need pants!" he said.
(日本語訳)「俺はパンツなんていらねぇ!」と彼は言った。
彼が言った内容「I don't need pants!(俺はパンツなんていらねぇ!)」が「"」で囲まれています。 まさにカギかっこと同じような役割をしていますね。
ですので、プログラム中で
"mojiretu"
と書かれているのは英語を使う人にとって、感覚的には
「mojiretu」
と書かれている感覚に近い、ということですね。
なぜ文字列は囲む必要があるの?
ではなぜそのように「"」で囲んで書かなければいけないのでしょう。
理由はとても簡単です。もしも「"」使わない
hensu = mojiretu;
というように書きかたを許したとしたら、「mojiretu」が変数名なのか、それとも文字列値なのかの 区別がつかなくなってしまうからです。
なので「"」で囲まれていた場合はそれを文字列値とする、 というルールにすることによって、変数名と文字列値を区別するようになっているわけですね。
hensu = "mojiretu";
文字列を足してみる
それでは最後に、文字列に「+」演算子を使った場合にどうなるか見てみましょう。
下のようなプログラムを書いて実行してみてください。
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
namespace Jp.Artm.Blog.Csarp.Introduction
{
class Program
{
static void Main(string[] args) {
string hensu1;
string hensu2;
string hensu3;
hensu1 = "僕の";
hensu2 = "名前は";
hensu3 = hensu1 + hensu2 + "あらたまです!";
Console.WriteLine(hensu1);
Console.WriteLine(hensu2);
Console.WriteLine(hensu3);
Console.ReadLine();
}
}
}
下のように表示されましたね!
文字列に「+」演算子を使うと、文字列がくっつけられるのですね。
もちろん整数型の変数のときと同じように
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
namespace Jp.Artm.Blog.Csarp.Introduction
{
class Program
{
static void Main(string[] args) {
string hensu;
hensu = "僕の";
hensu = hensu + "名前は";
hensu = hensu + "あらたまです!";
Console.WriteLine(hensu);
Console.ReadLine();
}
}
}
という風に、「=」の右側に自分自身をつかって文字列をつなげていくこともできますよ。
今回はここまでです!
次回は変数を使って、ユーザーからの文字入力を受け取ってみたいと思います!
次回へ続く