【はじめてのオブジェクト指向入門】
第4回 オブジェクトは「動き」を持てる

ひとり暮らしで何もやることないときって、意味もなく部屋のなかをうろうろしたりするよね

みなさん、こんにちは!

おにぎりの美味しさはお米の品種が「こしひかり」かどうか、で8割決まることに気付いてしまっているあらたまです。

さて今日は「はじめてのオブジェクト指向入門」の第4回目です。

おさらい

前回の「第3回 オブジェクトは「属性」を持てる」 では、オブジェクトが「属性」を持てること、それは複数持つこともでき、値を後から変更も可能であることを見てきましたね。

今日は、オブジェクトが持てるもうひとつのもの「動き」についてお話したいと思います。

動きって?

あらためて前回、属性を追加した例を見てみましょう。 オブジェクト指向の例

ここで先生の「司会をする」、山田君と田中君の「自己紹介をする」がオブジェクトが持っている「動き」です。

わりとそのまんまですね。属性に比べると感覚的にもわかりやすいのではないでしょうか。

動きは連動する

オブジェクトが他のオブジェクトの動きを呼び出すことで、全体の動きが進んでいきます。

図の例ですと先生が山田君・田中君の自己紹介をうながすことによって、全体の朝会が進んでいますね。 オブジェクトの動き連動の例

実際にオブジェクト指向でプログラミングするときも、このようにオブジェクトから 他のオブジェクトの動きを呼び出すことでプログラムが進んでいきますよ。

動きはいくつでも持てる

属性のときと同じように、「動き」もオブジェクト内にいくつでも持つことができます。

試しに山田君のオブジェクトにいくつか「動き」を追加してみましょう。 オブジェクトの動き連動の例

このように、オブジェクトは複数の動きを持つことができるわけですね。

もしもあなたが山田君オブジェクトの「■見回る」を呼び出し続ければ、 山田君はずっと教室を見回ってくれるわけです。

「属性」を使う

これはとても重要な点ですが、「動き」から「属性」を使うことができます。
どういうことでしょうか?次の例を見てみてください。 動き内で属性を使っている例

先生オブジェクトに「自己紹介する」動きを追加してみました。

属性の「職業」と「身長」を使って話していますね。 しかも身長は5cmサバを読んで話しています。

当然、属性の「職業」の値が「教師」から「お笑い芸人」に変わった時は 「自己紹介する」の動きも「私の仕事はお笑い芸人です。」と置き換えられて発言します。

このように、「動き」から「属性」の値を使うことができるわけですね。

「動き」

さて、オブジェクト指向におけるこの「動き」。 このオブジェクトが持っている「動き」のことを英語では「メソッド(Method)」と呼びます。 メソッドは単語としては「やりかた、方法、手法」などの意味があります

日本のIT業界用語ではこの「メソッド」を「操作」と翻訳しています。 ですので、オブジェクト指向に関するほかの書籍などを読むと「属性と操作」のような形で説明されています。

ただオブジェクト指向を初めて学ぶにあたって「操作」ではなんとなくピンとこないかもなので、 本講座では「メソッド」を「動き」と翻訳してお話しています。

今回はここまでです!

次回は「属性」と「動き」を使った、プログラミングの例について見ていきたいと思います。

次回へ続く。