はじめてのプログラミング入門
第3回 3つのパーツ

第2回では、プラグラミングとはチクタクバンバンである、とお話しましたね。

↓↓↓こんなやつです↓↓↓

時計が乗ってるパネルを動かすのってありなの!?って軽く衝撃でした。

チクタクバンバンは直進、カーブ、交差のパネルを組み合わせて時計の動きを操るわけですが、 プログラミングの場合はどのようなパネル(部品)を組み合わせてコンピューターの動きを操るのでしょう?

3つのパーツ

プログラミングの場合に使う3つのパーツ、それは

  • 何かをした後、次に進む
  • 分岐する(分かれ道)
  • 繰り返す(どこかの場所へ戻る)

です。

短い言葉で言うと「順次・分岐・反復」なんて言ったりしますが、 この3つを組み合わせて、さまざまな目的を実現していくことになります。

分岐と繰り返しがある分、ちょっと高性能です。

コピーロボットを作る

話は変わりますが、常々僕は自分のコピーロボットが欲しいと考えていました。

いまなら作れる気がします。

  1. 朝起きる
  2. ごはん食べる
  3. ぼけーっとする
  4. お菓子食べる
  5. 寝る
  6. 年齢が135歳未満なら1.へ戻る

完璧です。

このプログラムをあなたのおうちのパソコンに入れれば、僕のコピーがあなたのおうちに誕生します。

ちなみに1~5が"順次"、6が"反復"で、2種類のパーツの組み合わせでこのプログラムは出来ています。

さらに高性能にする

せっかくなのでもっと高性能にしてみましょう。世は平成ですしね。

  1. 朝起きる
  2. ごはん食べる
  3. ぼけーっとする
  4. お菓子食べる
  5. 週末なら、発泡酒を飲む
    平日なら、水を飲む
  6. 寝る
  7. 年齢が135歳未満なら1.へ戻る

5.に"分岐"のパーツを入れることにより、さらに高性能で大人なコピーロボットになりました。

実際に体験してみよう!

このような形で3つのパーツを組み合わせていって、複雑な目的(ゲームやアプリなど)を達成する、それがプログラミングです。

ひょっとするとまだ、理解がぼんやりとしているかもしれません。そんな時は実際に経験してみるのが一番!

次回は実際に、プログラミングの入り口を体験していただきたいと思います。

次回へ続く

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【はじめてのプログラミング入門】第4回 Scratchでプログラミング体験