君がゲームを作る!Unityゲーム開発入門
第14回 キーボードでキャラクターを操作する

Unity入門 第14回目!

今回は、前回で配置したキャラクターをキーボードで操作するところまでやっていきたいと思います!

今回の開発の流れ

キャラクターをキーボードで操作できるようにするには、

  1. コンポーネントを作成する
  2. 作成したコンポーネントをゲームオブジェクトに追加
という流れで行います。

"コンポーネント"というと、第6回のときにチュートリアルで ゲームオブジェクトに"RagidBody"コンポーネントを追加して、 物理システムの影響を受けるようにすることを体験しましたね。

今回はコンポーネントを自分で作って、 それをゲームオブジェクトに追加することになります。

コンポーネントのファイルを追加する

それでは、前回の続きから行っていきましょう!

プロジェクトウィンドウで"Assets"フォルダが選択されていることを確認します。

プロジェクトウィンドウの右側のエリアで右クリックをします。

表示されたメニューで"Create"をクリックし、"C# Script"をクリックします。

"Assets"フォルダ内に新しくファイルが作成されました!

ファイルの名前をわかりやすいものに変えておきます。今回は"CharaControl"という名前にしました。

コンポーネントを作成する

追加したCharaControlファイルをダブルクリックします。

しばらく待つと"Visual Studio"が起動しました!
"Visual Studio"は"C# Script"ファイルを編集するためのソフトウェアです。

ファイルを下記のように変更します。

using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;

public class CharaControl : MonoBehaviour
{

    private const float SPEED = 0.1f;

    // Use this for initialization
    void Start()
    {

    }

    // Update is called once per frame
    void Update()
    {
        Vector2 pos = transform.position;

        if (Input.GetKey("left"))
        {
            pos.x -= SPEED;
        }
        else if (Input.GetKey("right"))
        {
            pos.x += SPEED;
        }
        else if (Input.GetKey("down"))
        {
            pos.y -= SPEED;
        }
        else if (Input.GetKey("up"))
        {
            pos.y += SPEED;
        }

        transform.position = pos;
    }
}

変更したら、保存ボタンを押してファイルを上書き保存しましょう。

ゲームオブジェクトにコンポーネントを追加する

では、作成したコンポーネントをゲームオブジェクトに追加しましょう!

シーンビューでキャラクターをクリックして選択状態にします。

インスペクターウィンドウの"Add Component"ボタンをクリックします。

"Scripts"をクリックします。

"Chara Control"をクリックします。

コンポーネントが追加されました!

テストプレイで動作確認をする

では、テストプレイしてみましょう!
上部中央の▶ボタンを押して、プレイモードに入ります。

キーボードの矢印キーを押すと、キャラクターを操作できました!

動作を確認したら、もう一度▶ボタンを押して、プレイモードを抜けましょう。

今回はここまでです!

次回も引き続き、ゲームの開発を進めていきたいと思います!

次回へ続く。

>> 続きの記事
【君がゲームを作る!Unityゲーム開発入門】第15回 ステージの枠を作成しよう(タイルを準備する)